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私​は​私​の​癌​細​胞

from 夢​も​嘘​も​死​ね​ば​思​い​出 by お母さん

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lyrics

誰も居なくなる時間に
外を歩いて一人で消えたくなった
コンビニの明かり、錆の生えた頼りない街灯
消えかけた止まれの文字
羽虫、枯れたコンドーム 、液漏れした単三電池
相方を無くした靴と軍手
さっきまで降っていた雨で、濡れている花を踏みつけて
飛び散る水滴が輝いて鋭利
私を照らしている街灯は、太陽より眩しく、火花よりも激しく
罪悪感が芽生えてしまう
だから、私は背を向けてしまう
照らされる私から伸びる影が、草木とアスファルトを混ぜる
照らされる私から伸びる影が、草木とアスファルトを混ぜる
自我と蛾の見分けすらつかなくなっていく
遠くで鳴る意識外、雷の音
充電の切れかけたワイヤレスイヤホン
水溜り、サンダル、濡れる足に嫌気
死と隣りは、酷く怠く疲れ寒気
ヘッドライトに刺され、引き千切られ離れ
さよなら、と別れ
そんな誰かを描いた絵画
真っ黒なキャンバス、殴り書きのような白い線
表したと言えばそう見えるか
訴えかければそう捉えるか
何も出来ず、隅でうずくまる
嘲笑に晒されている
途切れ途切れの音の中
私はまだ一人
いつか
そう言い続けて早何年
今年も私は、生きていますか?
いつか
絵画に閉じ込めた私を、引き裂いてはくれないでしょうか?

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